完璧を目指すあなたへ

気がつけば師走目前ですね。
あんなに暑かった今年の夏もはるか忘却の彼方←私だけ?
2023年もあと1ヶ月、やり残しが無くならなくてもせめて減らすべく、あれこれ行動したいものです。

先日テレビでフィギュアスケーターの方のインタビューを見ました。新しいコーチを迎え、技に磨きをかけているという話でした。
その中でコーチに言われ印象に残った、というか価値観が変わった言葉があったという話がありました。コーチ曰く、完璧を目指すのではなく、excellent(素晴らしい)を目指そうと。

完璧を目指す

何ででしょうか?

競技会は一定のルールがありそれに沿って評価され勝敗が決まるので、自分の持つ技術を磨き完璧を目指すのは理解できます。
ならば競技会のためじゃない場合、何のために目指すんでしょうね。

目指す理由は何でしょうか?誰のために目指すんでしょうか?
完璧を目指すならその完璧を誰が評価するんでしょうか?
審判、います?いるならそれは誰ですか?

もしかしたら、はるか幼いころ愛してくれたあの人かもしれませんね。
あの人に愛してほしくて、あの人が愛してくれる自分が完璧で、だからそこを目指す。
なんていう自分が心のどこかに残っている、ってことはありませんか?
あなたの愛するあの人は、あなたのことをジャッジするんでしょうか?
そのジャッジは何をもって正しいとするんでしょうか?

自分のために目指すという人もいるかもしれませんね。
ならば完璧な自分になったら、何が得られるんでしょうか?
それは完璧な自分じゃないと手に入らないものなんでしょうか?
今の自分では手に入らないと誰が決めたんでしょうか?

とかとか、完璧を目指すという一言で、いろんな疑問がわいてきます。私はねw

完璧を目指してしんどくなっちゃっている時、上記に書いたようなことを考えてみてください。
自分や誰かを責めることはナシで、完璧を目指すという言葉を多角的に見て、俯瞰してみて。
このゲームに夢中になっていることに気がついた頃には、人生において完璧を目指すことがいかに無理ゲーで無駄ゲーであることに気がつけるかもしれませんよ。

で、気がついたら・・・笑いましょう!
完璧を目指していた自分がなんて可愛いんだ!ってね。
そしてその後どんなことを感じるのか、観察してみましょう。
わいてきた感情をじっくり味わってみてください。

ちなみに今日のブログ、大真面目で書いています。
疑ってもいいけど、とりあえずやってみてくださいね。
きっと違う世界の扉が開きますから。

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