サイトリニューアルしました

インターネットの広い世界からご訪問くださりありがとうございます。当サイトはヒプノセラピーを中心とした技法を活用して、問題や悩みの解消・軽減をサポートする長野県千曲市にあるTherapy Room Sati(セラピールームサティ)が運営しています。

当サロンはもともとailes en couleur(エルアンクルール)として、パーソナルカラー診断やカラーセラピーをメニューとしてスタートしました。当時はカラー系メニューがメインだったため、名前に色(couleur)が入っています。その後ヒプノセラピーを中心としたメニューに移行し、2020年夏に現在の名前に変えました。
この度のサイトリニューアルに伴い、サロンとサイト運営者の自己紹介を、私個人の棚卸しも兼ねて書いていきます。しばらくお付き合いください。

色の理論との出会い

色との出会いは遡ること20世紀終わりの1996年秋、インテリアデザインの夜間社会人コースを受講していた頃でした。私は幼い頃から塗り絵や着せ替え人形遊びが好きで、私服通学の学校を選び、大学こそ文学部でしたがファッションに携わりたくアパレル業界に就職しました。
長らく「色は感覚的なもの」という認識だったので、色に理論があると知った時はとても驚いたものです。
インテリアの勉強は非常に面白かったのですが、基礎を学んだ程度で仕事になるはずもなく、ヒーヒー言いながら取り組んだ最終課題と修了証という小さな達成感を手にスクール通いを終えました。しかし、せっかく学んだ証が欲しいと思い、色彩検定を取得しました。
色を学んでいくうちにその面白さに目覚め、パーソナルカラー分析や色彩心理、カラーセラピーを学び、ご縁あってカラーリストとしてのスタートを切ることができました。多忙でしたが充実した日々の中で、色というツールを通して多くの方と出会い心に関心を持つようになりました。
多くの方が色で元気になったり笑顔で生き生きしていく姿を見るうちに、今の自分は果たしてこのツールを自分に活用できているのか?よい人生を送れているのか?という疑問を持つようになっていきました。

葛藤からの手放しを決断

夢を叶え望んだ仕事をしている自分に対して感じる罪悪感(感謝が足りないとか贅沢な悩みだとか)と走り続けている自分に対する充実感、そしてわずかな優越感。
外側の何かのせいにできれば少しは楽だったのでしょうけど、全ては自分の内側で繰り広げられている葛藤。
八方塞がりでどんどん自信がなくなっていきました。感情の波も激しく、人といる時と一人の時がまるで別人のように振る舞っていたと記憶しています。そんな自分がまた嫌でさらに落ちる。思い返すと一番キツい時期でしたね。
このままだと自分が潰れる。何とかしなくては。小さな変化を起こす程度では何の影響もないと感じていたので、思い切って大きな決断を下しました。
「全部やめよう」
手に入れてきたものを手放すのはこれまた大きな葛藤です。自分の中の抵抗勢力が大暴れします。それでも押し切りました。自分のために。

全てを手放すには、多くの整理と調整が必要でした。人にもいっぱい迷惑をかけるという罪悪感もあります。
でも自分の小さな決断、ピリオドを打ったところで世界は変わらず動き続けます。自分が仕事を辞めても、「私しかできないのよ、コレは」というのはただの思い込みにすぎません。代わりはいくらでもいるのです。

カラーの仕事と並行して、雇用形態を変えながら会社勤務を続けていましたが、時同じくしてその業務が終わることになりました。しかも当時借りていた部屋の取り壊しが決まり、契約更新はないと連絡も入ります。
ならばいっそ環境全部を変えてしまおう!とさらに大きな決断を下します。
「帰ろう」
最初こそ都落ちした気分でしたが、決めてしまうと心が楽になります。未来の不安を払拭するくらい軽やかな気持ちでした。全ての仕事が終了したのが2011年3月11日。東日本大震災の日でした。

スペース空けたらヒプノセラピーに出会う

自分の荷物を片付けていく中、自分の心も整理されていきました。すごい荷物の量には辟易しましたが(笑)。時間ができたことで、以前から興味があったスピリチュアルなことを学んでみようと、複数のセミナー等に参加もしました。全く知らないことを学ぶのは楽しいものです。
その中で出会ったのがヒプノセラピーでした。それまで言葉だけは知っていましたが、催眠術は興味ないしと気に留めることもなかったのです。
そんな私に「ブレない自分になれるよ」と声をかけてくださったのが、スピリチュアルなサロンを運営しながらヒプノセラピーのトレーナーでもあった先生でした。
「え?私ブレてんのか?今」とも思いましたが(環境を変えようとしている時点でブレています汗)、興味がわき受講することに決めました。それが米国催眠療法協会認定講座です。

このコースはヒプノセラピーの基礎を通学受講16時間+自宅学習の全45時間で学びます。細かい内容は別途書きますが、とにかく新しいことだらけでとても面白かったのです。認定セラピストになるためには、修了テストや提出課題をこなす必要があるのですが、転居までヒマな私は片付けと課題こなし時々遊びと日々を忙しく過ごすことになりました。

この時点では「ブレない自分」はまだわからず。でも「すべきことがある」こと、エンド(期日)があることは、当時の私にとってブレているヒマがないに等しく、ある意味安定した心の状態を取り戻してきたと思います。

続きます〜

このイスに座って施術を受けていただきます〜。

コメント

タイトルとURLをコピーしました